トラブルにも関わらず・・・・・ 船釣り(4人)

1月3日
3日の夜は雨はやむが、第一級に寒波が入り、風が強くなるとの予報
にもかかわらず、釣りバカ4人が2003年の初釣りに出かける。
小雨が降る中、いやーな予感を持ったまま5:00出港!5分後、福山港
の中程でエンジンの回転数が急に落ちた。プロペラに異物が絡んでは
いない。どーもプラグが1つ発火してないようだ。エンジンカバーを外し
フラグ回しを探して船倉の中でいんぐりもんぐり。30分くらいかかって
プラグ回し発見!プラグをはずして掃除し装着するが、全く変化無し。
フラグが完全にイカレたか電気系統のトラブルらしい。先にウインチは
壊れてるし、前回の釣行でサーチライトも点かなくなってるなど、瀕死
のボートになってしまった。ここで船長の苦しい選択。雨は止まないし
遅くなれば風が出るに違いない。しかし、明日明後日は寒波が入り、
釣行出来る可能性無し。エンジントラブル+天候を考えると、本来なら
中止すべきではあったが、無謀にも「エーイ!行ってしまえ!」
回転数が上がらないのでゆっくりしか進まない。タイムロス1時間の
おかげで海面は真っ暗闇。海苔網が近づいたとき、腹具合が悪いと
マ@坊名人がトイレに入り出てこない。海苔網が見えないので慎重に
トロトロ進んで7時すぎにやっと釣り場に到着。帰りは大丈夫か?と、
内心不安なままポイントを探しアンカーを打って釣り始めたのは8時
を回っていた。そのころやっとマ@坊名人がトイレから出てきた。
北西の風との予報であったが北東から吹き、好ポイントを外している
が、まずまずのペースでメバルが釣れるので不満ながら我慢する。
そのうち潮が変わり、風も西の風に変わったのでアンカーを打ち直し、
しばらくしたら入れ食いになり、遭難の心配も忘れて、釣り続けた。
にわかに強風が吹き、横殴りのみぞれが顔をたたき、白波が飛んで
ゆく。やばい!瀕死のエンジンに強風・高波が襲いかかり、エンジン
ストップとなれば命の危険が迫る。早く帰らねば・・・と、イカリを揚げ、
目印のペットボトルを探すが、見つからない。まごまごしてると身の
危険がせまるので目印はあきらめて、とっとと帰ることにする。
しかし、釣り場から1kmが難関!海苔網地獄が待ちかまえている上
サーチライトが壊れている。ク○タンにボートの先端に座って貰い、
網の位置を確認し道先を案内して貰うが、気の毒にも高波に全身
波しぶきをかぶる。濡れるより命が大事。安全のため、犠牲になって
もらうしかない。やっとのことで海苔網地獄を抜け、福山港に向け走る
が、いつエンジンがダウンするかとヒヤヒヤだった。出港時から無謀な
決行であったとは思っていたが、本当に危ないところだった。

メバル・ホゴ  16〜25cm 186匹


1月12日
天気良し、ボートはエンジン直ったし、サーチライト・ウインチも新品に
交換して久しぶりに不安なく出港。潮が流れなかったけれどその割に
良く釣れた。せとむあ号も海賊丸もすぐ近くで釣っていた。今シーズン
最高の釣果!型も良くなったし地上の星が頭の中でグルグルしてる。
エクスタシー!

4人の釣果
 メバル 16〜26cm  361匹
 ア ジ             1匹


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